「あごが落ちるほどうまい!」
そう言って博多の屋台オーナーや市場の仲買が自家用に買っていく、
「農林水産大臣賞」の辛子明太子。
それが「博多あごおとし」です。
水産加工会社、博多まるきた水産が、
プロに選ばれ続けているのは、
2つのポイントがあるからなんです。
1つ目は「高い品質」
水産加工会社独自の匠の目利きで、
粒が大きく旨味がある卵だけを厳選して使用しています。
2つ目は「辛味と旨味の絶妙なバランス」
辛子明太子といえば、唐辛子のピリリとした辛さが特徴ですが、
辛いだけでは本当の辛子明太子とは言えません。
「博多あごおとし」には、卵のまろやかさと辛味
この二つの味わいが絶妙なタイミングで訪れる”味のリズム”があります。
あごが落ちるほど旨い明太子だから「あごおとし」。
テレビ、メディアで人気爆発、「あごおとし」。
販売業者 博多まるきた水産株式会社
運営責任者 日向 敏夫
住所 〒819-0025
福岡県福岡市西区石丸四丁目9番15号
博多あごおとし明太子は、
美味しい評判が高いですね。
その他、
博多明太子のメーカーといえば、
ふくや、稚加榮、椒房庵、
が有名で人気です。
福岡名産の「明太子」は「ふくや」の主人、
創業者の川原俊夫氏が
韓国の料理を改良して創ったのが始まりです。
しかも明太子の製造方法に対して、
特許申請をせず、商標登録もせず、
「福岡のそうざい」だから、
作って売りたい人には作り方も伝授したので、
現在、福岡には数十社の明太子製造販売会社があり、
どこも特許申請はしていないのです。
明太子を独占するんではなくて、
オープン化することで同業者を増やし、
切磋琢磨させ、それがブランド化、
博多地域全体の活性化、底上げに繋がって大成功した。
そんな博多の
めんたいこは、本当に美味しくて毎日でも
食べたいと思っちゃいました。
稚加栄は料亭で人気ですけど、
あごおとしも口コミ評判は
よかったですね。
博多明太子の
食べ比べをしたいところです。
明太子:コラム
明太子はそのまま美味しく食べたり、
料理に加える事でさらに味わいの幅を広げる事ができます。
スケトウダラの卵を原料として作られる明太子ですが、
美味しい明太子はどのように作られているのでしょうか。
明太子を作る工程
明太子を作るには、
まず凍結されたスケトウダラの卵を解凍するところから始まります。
すけとうだらの卵巣に唐辛子を使って味付け
したものを明太子と言われますので、
明太子にとって唐辛子の役目はとても重要です。
唐辛子を使っていない物はタラコとなります
美味しい明太子は鮮度が大切なので、
鮮度が下がらないように注意して専用の解凍機を使います。
そして温度管理をしっかり行いゆっくり解凍していきます。
解凍されたスケトウダラの卵を塩水に漬けた後、
調味料に漬け込み冷蔵庫で寝かせて熟成させます。
こうしてでき上がった明太子は、
包装されて私たちの食卓に運ばれていくのです。
一番の味の決め手は、タラ子の質です。
どんなに美味しい漬けダレを作ったとしても
タラ子の質が悪ければタレの味が、
卵一粒一粒まで入り込まないし、
時間と共に熟成した味にならないまま水っぽくなってしまいます。
近年、乱獲によってタラ子、原卵の品質が急激に落ち、
色味、粒子感、皮の張りなどで満足のいく品質で
安定した仕入れが難しくなっていました。